新しいSFホラーゲーム『Get Even』は、ゲーム版の「Black Mirror」とも言われます。SIDEではポーランドのデベロッパーThe Farm 51とパブリッシャーBandai Namco Europeによるこの最新作の、ボイス制作全般とライティングサービスを提供しています。『Get Even』は、決して引き金を引かないよう推奨されるFPSです。このゲームの展開は紆余曲折し、プレイヤーはあらゆる決断を疑うことになります。

この秀逸なストーリーとセリフは、Iain SharkeyとStephen Longによって書かれています。この2人は共同執筆を行うようになって6～7年経っており、稀代の奇術師Derren Brownのショーなども手掛けていました。仕掛けや謎にあふれた冒険の世界に観客を誘った経験が、ゲーム内でも活かされています。このゲームでは様々なピースをつなぎ合わせ、あらゆる謎を解明します。しかし、手遅れになるまで自分の決断を自覚できないかもしれません。その時になって、あらゆる決断がその後につながっていると知ることになるのです。

ストーリーは優秀な声優陣と同じように、優秀なSIDEのパフォーマンスディレクターであるDamien Goodwinによって、鮮やかに彩られました。感情が籠るシーンではすべての役者がブースに入り、すべてのシーンで本物の感情を演じられるように工夫しました。これはサウンドデザイナー、作曲家として受賞歴もあるOlivier Deriviereが強く主張して行われたことです。『Get Even』は、リリース初期から好評を博し、Metacriticで70％、Steamで7/10の評価を獲得しています。