マイクの前で:ゲーム用の収録ディレクティング(パート1)

March 2019


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新コンテンツ「SIDE:マイクの前で」についてご紹介します。ここでは弊社の貴重な経験談や、規模や複雑さが異なる様々なゲームに関して、ヒントや最良の体験をお届けします。様々な逸話や実践的なお話をご紹介しますので、お役に立てば幸いです。

第1回はリードパフォーマンスディレクターのKate Saxonと、SIDEロンドンのプロダクションヘッドSini Downingがお送りします。外部のパフォーマンスディレクターとしてデベロッパーの希望を叶える方法や、数ヶ月続くボイスオーバーセッションで声優を導き、複雑なパフォーマンスキャプチャーをこなし、有名声優をリラックスさせるなど、ディレクターがプロジェクトにもたらす価値や、優れた音声パフォーマンスを実現するため忘れてはならないことについてお話しします。

インタビューは3パートに分けてお届けします。パート1は本日公開されます! 公開前に、Kate SaxonとSini Downingについて簡単にご紹介します。

Kateはテレビ、演劇、ゲームで活躍するベテランディレクターです。直近ではBBCで放送された『Casualty』や『Call the Midwife』に携わりました。ビデオゲーム業界ではシネマティックパフォーマンスディレクターとして、『Everybody’s Gone to the Rapture -幸福な消失-』で2016年英国アカデミー賞、『Alien: Isolation』で2015年英国アカデミー賞を獲得し、ゲーム界で最も評価されている作品の1つである『ウィッチャー3』に携わるなど、数多くの称賛を受けています。演劇界でもディレクターとして20年以上の経験があります。

SiniはSIDEロンドンで勤続12年になります。プロダクションマネージャーでキャリアを開始し、現在はプロダクションヘッドとして活躍しています。彼女がこれまで携わった作品には、『Fable』、『The Witcher』、『Hitman』、様々な『Lego』作品、『STAR WARS バトルフロント』などがあります。

マイクの前で:ゲーム用の収録ディレクティング(パート1)

パート1では、声優陣から最高のパフォーマンスを引き出す方法、声優達の話す特別な「言葉」、ウィッチャーシリーズにおける大陸のような、広大な世界の管理、男性の多いゲーム業界で女性の視点を取り入れるメリットについてお話しします。

4月5日に公開されるパート2では、モーションキャプチャーにおける仕事とブースでのボイスオーバーディレクティングについてお届けします。音声ファイルはこちらからダウンロードできます